1168│西山の湯

Top > Old Tale > 1168│西山の湯

ソース場所:南巨摩郡早川町湯島 西山温泉

●ソース元 :・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会   
●画像撮影  : 201年月日
●データ公開 : 2017年01月05日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

 

[概要]

西山の湯     南巨摩郡西山村

人皇四十六代孝謙天皇は、聖武帝の皇女で女帝であられたが、或時玉体に御悩みあり、神仏に祈誓し給うと夢に老翁現れ、甲斐国巨摩郡早川庄湯島郷に霊湯ありと告げた。よって吉野を御発輿になり、天平宝宇二年五月尋ねてこの地に着し、假の宮殿を営み、霊湯に御入浴なされると二旬を越えないうちに全快された。天皇は一刀三礼の薬師の像を彫刻し、湯王大権現と祀り、また応神天皇を祭神として、若宮八幡を祭って氏神とされた。又この地を甲斐の四郡外とし、山代郡奈良田と号して凡そ十年近く御遷居あらせたが、天平神護元年再び南都へ御還幸せられた。その後村民天皇の徳を慕い、延暦三年六月皇居の跡に一宇を創立し、法基尼(天皇の御諱)の尊像を彫刻し、奈良法王尊と称して奉祀した。今も奈良王様と呼んであがめている。 (甲山峡水)

一説には西山温泉は、傷ついた野猪が湯気の立つ谷に度々入り、全快する状を見て、狩人がこれを発見したとも伝えている。

土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会

このデザインソースに関連する場所


南巨摩郡早川町湯島  西山温泉
ページトップ