0547│団子石

Top > Old Tale > 0547│団子石

ソース場所:甲斐市団子新居字団子石

●ソース元 :・ 山梨県連合婦人会 編集・発行(平成元年)「ふるさとやまなしの民話」      
●画像撮影  : 201年月日
●データ公開 : 2016年06月24日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

 

[概 要]

団子石
むかしむかし、弘法大師という偉いお坊さんが、国じゅうを修業しながら旅をしていました。たまたま茅ケ岳の麓を通ると、山中で一人の老婆が団子を売っていました。長旅でおなかをすかせていた大師は思わず老婆に声をかけて「修業しながら、旅から旅とまわる身ですが、食べる物もなく、大変ひもじい思いをしています。どうか、そのお団子を少し恵んではくださらぬか」といいました。
ところがこの老婆がたいへんな欲張りで、「これは石の団子でたべられない」と言って大師へのお布施をすげなくことわってしまいました。大師は老婆の強欲を哀れみ、その心根を正すため、じゅずをサラサラと押しもんで経文を唱えたところ、団子はほんとうの石に変わってしまったといいます。
今も村奥の山中から、外側は黄色で中にあんこのような石の入ったかたまりが出て、村人はこれを団子石と呼んでいます。またこの石がたくさんあるところから団子と呼ぶ集落さえあります。     (双葉町)

山梨県連合婦人会 編集・発行(平成元年)「ふるさとやまなしの民話」

このデザインソースに関連する場所


甲斐市団子新居字団子石
ページトップ