0562│満福寺の龍神

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ソース場所:韮崎市穴山町1509 満福寺 子供を抱いた龍神像

●ソース元 :・ 山梨県連合婦人会 編集・発行(平成元年)「ふるさとやまなしの民話」 
●画像撮影  : 2015年10月25日
●データ公開 : 2016年06月24日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

[概 要]

満福寺の龍神

韮崎市穴山町の、満福寺というお寺の近くを流れる桐木川があります。
この桐木川にむかし竜が現われて、毎夜頭をもたげては血しぶきを吐いて、暴れ狂うので、付近の人たちは仕事も手につかないありさまでした。
時の甲斐の国主、武田信昌は、敷島町亀沢の天沢寺の徳舜和尚に「竜をしずめるように命じ、徳舜和尚はさっそく桐木川の岸にすわって、数日間お祈りを続けました。
するとある夜、竜が徳舜和尚に
「私は地震の際、妊娠の身であったが、岩の間にはさまれ苦しんでいたところ、徳舜和尚のお祈りによって岩の間からぬけ出すことができ、いま満福寺の裏山にこもっている。お礼としてこれからは、手どもをほしい人には子どもをさずけ、また安らかに子どもが産まれるようにしてあげる」といいました。
徳舜和尚は、このことを国守武田信昌に報告しました。信昌はたいへんよろこんで徳舜和尚を満福寺の和尚さんにしました。
そこで徳舜和尚はこの寺に竜の神さまを祀りました。

それからは、子どもをほしい人がぞくぞくお参りに来るようになり、お参りした人にはかならず子どもがさずかるという言い伝えがひろまりました。
今でもこのお寺には、子どもを抱いた竜神像があります。

山梨県連合婦人会 編集・発行(平成元年)「ふるさとやまなしの民話」

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韮崎市穴山町1509 満福寺
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