0252│大小変わり七宝(しっぽう) 滲み加工割付文様[黒背景]

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ソース場所:甲州市教育委員会(甲州市勝沼町勝沼 早川家)

●取得日: 2011年8月25日
●データ公開: 2016年7月28日
●提供データ: Adobe Illustrator(ai)、JPEG
●データ利用: なし
●管理番号: 文様NO.018[管理番号056]-パターン④背景黒(★①加工)-B
●その他: ・デザインソースの利用に際しては、山梨県産業技術センター 甲府技術支援センターの承認が必要になります。
       ※甲州市教育委員会の承認が必要になる場合があります。
      ・このソースは下の染型紙(原版)をベースとして新たに描き起こされています。

[概 要]

七宝(しっぽう)文様をイメージした柄の一部を離して配置し、異なる大きさの形状をつないで割り付けた文様です。
輪郭を滲んだように加工し、表現してあります。

[七宝(しっぽう)文様・七宝文(しっぽうもん)とは]

円周を円孤によって4等分した図形のことで、輪つなぎの一種です。これを単位文様として、四方に連続させたものを「七宝つなぎ」と呼んでいます。純然たる幾何学的図形と、円孤の接点に小円を置いたものの2種があり、後者は網目を写した文様で、小円は網の結び目の痕跡(こんせき)ともいわれます。日本では正倉院宝物のなかの錦(にしき)や纐纈(こうけち)(奈良時代)にみられる七宝つなぎが古く、この系統は平安時代以後の有織(ゆうそく)文様に受け継がれます。近世以後もおもに染織文様として使われましたが、引手や釘隠(くぎかく)しにもこの単位文様をかたどったものが多く見られます。

出典:「七宝文(しっぽうもん)」『コトバンク』。『日本大百科全書(ニッポニカ)』(小学館)の解説、URL:https://kotobank.jp/

このデザインソースに関連する場所


山梨県甲州市塩山上於曽1085-1
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