文様
Pattern
#0630
甲斐絹NO.012[管理番号e113]-パターン①-A
ソース場所:山梨県産業技術センター 富士技術支援センター
●取得日: 2013年
●データ公開: 2016年7月28日
●提供データ: Adobe Illustrator(ai)、JPEG
●データ利用: なし
●基本データ: E113 絵甲斐絹/西暦 1913 年[ 大正 2 年]/南都留郡
●管理番号: 甲斐絹NO.012[管理番号e113]-パターン①-A
●その他: ・デザインソースの利用に際しては、山梨県産業技術センター 甲府技術支援センターの承認が必要になります。
・このソースは下の甲斐絹(原資料)をベースとして新たにシームレスパターンとして描き起こされています。
・甲斐絹(原資料)の閲覧等については、山梨県産業技術センター 富士技術支援センターにお問い合わせください。
[概 要]
日本三大仇討物語のひとつ、「曾我兄弟の仇討ち」を表した図案です。
炎をまとった蝶と千鳥は、父を殺された兄弟、曾我祐成・時致を表しており、「庵に木瓜(もっこう)」は工藤祐経の家紋です。
家紋が暗転したボーダーの中に配されているのは、仇討が果たされた後を表しているのかもしれません。
[木瓜(もっこう)・木瓜紋(もっこうもん)とは]
木瓜紋(もっこうもん)は、日本の家紋や模様のひとつです。藤紋、片喰紋、鷹の羽紋、桐紋と合わせて五大紋と呼ばれます。
もとは有職(ゆうそく)文様で、瓜を輪切りにしたその断面や鳥の巣を図案化したものといわれ、子孫繁栄を祈る家紋です。
唐の時代の中国では窠紋(かもん)(「窠」は穴かんむりに果)と呼ばれ、官服の文様として用いられました。
日本では奈良時代以降、1156年頃内大臣であった徳大寺実能によって使用され始めたといわれています。
のちに「丸に木瓜」、「竪(立ち)木瓜」、「庵に木瓜」などがつくられ、多くの種類があります。
出典:「木瓜紋」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2016年9月12日 06:42 (UTC)、URL: http://ja.wikipedia.org
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染型紙や甲斐絹の柄、縄文土器の表面に施された文様などを下敷きとし、ベクターデータに描き直しています。文様はシームレスパターン化されていますので、継ぎ目を気にせず、上下・左右方向に無限にリピートすることができます。