文様
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#0637
甲斐絹NO.014[管理番号e154]-パターン①-C
ソース場所:山梨県産業技術センター 富士技術支援センター
●取得日: 2013年
●データ公開: 2016年7月28日
●提供データ: Adobe Illustrator(ai)、JPEG
●データ利用: なし
●基本データ: E154 絵甲斐絹/西暦 1916 年[ 大正 5 年]/南都留郡谷村町/製作者: 小宮芳蔵
●管理番号: 甲斐絹NO.014[管理番号e154]-パターン①-C
●その他: ・デザインソースの利用に際しては、山梨県産業技術センター 甲府技術支援センターの承認が必要になります。
・このソースは下の甲斐絹(原資料)をベースとして新たにシームレスパターンとして描き起こされています。
・甲斐絹(原資料)の閲覧等については、山梨県産業技術センター 富士技術支援センターにお問い合わせください。
[概 要]
3色(茶色・黄土色・灰色)の正方形を用いて表現された市松模様です。
模様の間に黒色の細い横縞と淡い橙色の細い縦縞が入っているため、立体的に見える表現となっています。
[市松模様(いちまつもよう)とは]
市松模様(いちまつもよう)とは、格子模様の一種で、二色の正方形(または長方形)を交互に配した模様です。英語、またこれを借りた外来語のチェック(チェッカー)に相当します。
古墳時代の埴輪の服装や法隆寺・正倉院の染織品にも見られ、古代より織模様として存在していました。公家の有職故実では石畳・霰(あられ)などと称されていた為、家紋や名物裂など江戸時代以前から存在するものは石畳文様と呼ばれています。
江戸時代の歌舞伎役者、初代佐野川市松が江戸・中村座での舞台「心中万年草(高野山心中)」で小姓・粂之助に扮した際、白と紺の正方形を交互に配した袴を履いたことから人気を博し、市松はその後もこの模様を愛用して、奥村政信・鳥居清重・石川豊信などがその姿を描いたことから着物の柄として流行しました。後に、「市松模様」「市松格子」「元禄模様」などと呼ばれるようになりました。
出典:「市松模様」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2016年9月8日 07:56 (UTC)、URL: http://ja.wikipedia.org
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文様
染型紙や甲斐絹の柄、縄文土器の表面に施された文様などを下敷きとし、ベクターデータに描き直しています。文様はシームレスパターン化されていますので、継ぎ目を気にせず、上下・左右方向に無限にリピートすることができます。