形状
Shape
#0121
兎の文鎮(雌)
ソース場所:天目山 栖雲寺
●取得日: 2012年1月20日
●データ公開: 2016年9月2日
●提供データ: stl、3ds、obj
●データ利用: あり(プロダクト:「兎のワインストッパー」)
●その他: 当該物品の3次元データ及び画像データの利用に際しては栖雲寺の承認が必要になります。
[概 要]
この文鎮は、耳の長い兎の形を象り「兎の文鎮(獏文鎮)」といわれ、信玄の幼少時の愛用品として伝えられているものである。
真鍮製で雌雄一対をなし、全長は8.3cmと8.0cm、耳も18.0cmと17.5cmと、大きさが若干ずつ異なる。
耳は取り外し式で、正面から観察すると、顔つき、結ばれた口付き、胸元の形態などに差異が認められる。
雄の方が全体的にいかめしく、腹部に穿たれた孔も、雄は2孔、雌は1孔と数が異なる。
奇抜で独創的な造形と、雌雄一対という発想が極めて面白い。
両足を踏ん張って寝そべり、顔をもたげた容貌はユーモラスで、幼少時の愛用品に相応しく愛らしい小品である。小品ながら重厚な趣もあり、ある種の気品と優雅さを伴うのはさすがと言える。
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