物語
Old Tale
#0518
岩殿山
ソース場所:山梨県大月市賑岡町強瀬 中央自動車道
●ソース元 :
●取得日 : 2016年04月01日
●データ公開 : 2016年04月01日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他 : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。
[概 要]大月駅のすぐ東北にそびえる岩山。これが岩殿山で、武田家滅亡の一因をなした小山田兵衛信茂の城跡がある。落城間際の話として、白米城伝説も語られている。 周辺には、武田家の悲劇が伝わる場所だけでなく、陰惨な小山田氏の悲劇の伝わる場所が多く存在する。武田家滅亡の原因となった末に、自らも滅亡の道を歩んでしまったとマイナスのイメージで語られることも多いが、領民にその悲劇の記憶をとどめられるところから、領地を良く治めていた領主であったと思われる。
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白米城伝説とは アーカイブ1220「新府の白米城」で詳しく記載したが、日本各地の悲劇を伴う古城跡によく語り継がれる伝説。落城間際に籠城したが、水を断たれ水の欠乏を敵に悟られないように白く光る白米を馬荒いの水に見せかけたりしたが、その策略がばれ遂には落城してしまった。というお話(まれにその策略が功をなし落城しなかったという例も有るようだが)。この伝説は各地を廻る霊能者、いわゆる「歩き巫女」がそれぞれの地方へ自分の霊力を示して入り込むためのつかみに使った為、各地で同様な話がされているのではないかという説がある。県内でも各地に同様な話が残っている。
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山梨各地に伝わる昔話や伝説、言い伝えを収録しています。昔話等の舞台となった地域や場所、物品が特定できたものは取材によって現在の状態を撮影し、その画像も紹介しています。