0384│祖母石
ソース場所:韮崎市上祖母石 (35.739283,138.416341)
●ソース元 :・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
・ 現地説明板
●画像撮影 : 201年月日
●データ公開 : 2016年06月24日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他 : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。
【概要】 国道20号線を韮崎から北杜市に向け走っていくと、右手の田んぼの中程に巨石がある。突然の雨に雨宿りできそうな形をしている。「うば石」と呼ばれるのは、姥婆があごに手を当て首を支えているような形に見えるとも、雨宿りするとおばあさんに抱かれるように安心するからとも言われる。
祖母石 北巨摩郡韮崎町祖母石
村の北部で屏風岩の近所に直立した巨岩があり、この岩の根は裂けて空所を余し、にわか雨の際、通行人がその空所に雨を避けるのが例である。ちょうど祖母の懐に抱かれる様な感じがするので、いつかこの岩を姥が岩と呼び、村名の祖母石(ウバイシ)もこれから起ったものである。 (北巨摩郡誌)
土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会 より
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姥婆石
この巨石は、あたかも老婆があごを支えている姿に似ているところから、姥婆石と名付け、文字も祖母石に改め村名とした。
村の発祥は定かでないが、慶長年中(1596-1614)とみられ、以来 幾星霜、その間の所説をふまえて村では弘化二年(1845)巨石の頂部に石祠を建て、近くの九頭龍社とともに例祭を執行し、提燈まつりとして近郷にきこえていた。 (現地説明板より)
このデザインソースに関連する場所
35.739283,138.416341