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「YAMANASHI DESIGN ARCHIVES」は、山梨県に伝わる過去の優れた物品の造形や模様、自然から得られる色彩、今に伝わる昔話・伝説を、 産業上で使用することのできるデザインソースとしてデジタル化して配信する山梨県のプロジェクトです。

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#1119

手植桜

ソース場所:韮崎市大草町上條東割790 南宮大神社


●ソース元 :・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会    
       ・ 社頭掲示板より   
●画像撮影  : 2015年11月21日
●データ公開 : 2016年06月24日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

[概 要] 新羅三郎義光ゆかりの神社

手植桜
南宮社の拝殿前に桜の大木がある。昔新羅三郎義光が甲斐へ入国の際、この宮に領地を献じ、且つ社前にこの桜をお手植えになったと云う。(口碑伝説集)

土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会

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(手植桜については、下記のように 戦前まで存在していて、植物学上全国に比類なしと言われるも、惜しくも枯死してしまった。)
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南宮大神社

南宮大神社は、諏訪明神すなわち建御名方命を主祭神とし、大己貴命・事代主命・金山彦命を配祀する、甘利郷きっての大社である。
社記によれば、新羅三郎義光が甲斐任国の時崇敬して社壇を造営したといい、武田太郎信義、その嫡男一条次郎忠頼も篤く崇敬し、武田一条氏が武川地方に封ぜられると、当社を産土神として崇敬し、その支族の武川衆諸氏も協力して当社に奉仕した史料を伝えている。
また武田信玄は当社の禰宜(神主)に対し、府中八幡宮に二日二晩参篭し、武田家武運長久と領内安穏の祈祷をすることを命じた。
徳川家が社領16石8斗、社地4600坪を寄進したのは、武田家の例に倣ったものである。
現存する社殿・建造物は、本殿・拝殿・神楽殿・随神門・石鳥居などで、境内地も縮小されて1665坪に過ぎない。戦前までは、境内に新羅三郎手植と伝えられる桜の巨木があり、植物学上、全国に比類のない珍種とされていたが、惜しくも枯死した。
昭和59年10月  韮崎市

社頭掲示板より

このデザインソースに関連する場所

韮崎市大草町上條東割790 南宮大神社

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