物語
Old Tale
#1587
庄城稲荷大明神(甲府市中央二丁目4)
ソース場所:庄城稲荷大明神 甲府市中央二丁目4
●ソース元 :・ 現地説明板より
・ 甲斐志料集成3(昭和7-10年) 甲斐志料刊行会 編 p125「裏見寒話」巻之一 追加 の項より ・ 甲斐志料刊行会 編『甲斐志料集成』3,甲斐志料刊行会,昭和7至10. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1240842 (参照 2024-08-28)
●画像撮影 : 年月日
●データ公開 : 2021年07月19日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他 : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。
【概要】甲府城南東の角にある小さなお稲荷さん。城内に科学館があった頃、子供たちは目の前の商店でアイスなんかを買って、友人との待ち合わせ場所にしていたお稲荷さん。身近過ぎて気付かなかったけど、歴史のある、皆に愛されてきたお城の守護神。
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庄城稲荷大明神
庄城稲荷大明神は、約八百年の昔、甲斐源氏の祖 一条次郎忠頼が、一条の庄 小山の地(現 舞鶴城)に館を築いて守護神として祀った社である。忠頼亡き後、武田時代を経て、上下の篤い信仰を得て 徳川時代となり 家康 新城をこの地と定め、加藤・浅野両氏により甲府城が完成された。よって 庄城神社 の一部を稲荷曲輪と命名された。明治維新後も庶民の信仰の念 厚く、その先達として、地元 桜盛会(現 桜北自治会)が明治以来今日まで崇敬してきたものである。不幸にも立派な木造社殿も戦災により焼失し、転々として、現在地に遷座したものである。この様な経過からみて、一日も早く城内稲荷曲輪跡に移り甲府城の守護神として崇敬したいものである。 (現地説明板より)
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稲荷社
是は稲荷曲輪にあり、霊験新なるをもって昭廟御代 桜田御殿にも此の神を祭らせられ、今も御用屋敷内にあり。ここに御武具蔵三戸前あり。稲荷は当城(甲府城の事)の鎮守という。 (甲斐志料集成3(昭和7-10年) 甲斐志料刊行会 編 p125「裏見寒話」巻之一 追加 の項より)
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