物語
Old Tale
#0326
田木畑木
ソース場所:北杜市須玉町江草5336 根古屋大明神
●ソース元 :・ 北杜市HP 「北杜市の文化財紹介」 http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/komoku/manabu_asobu/bunkazai_geijyutsu/19174624514.html#1306267437
●画像撮影 : 2014年09月24日
●データ公開 : 2016年06月24日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他 : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。
【概要】 北杜市須玉町江草の根古屋神社の境内に二本の巨大なケヤキの木があります。神社拝殿に向かって左が「田木」、右が「畑木」と呼ばれ、古くからこの地域の農作物の出来を占う二本です。
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須玉町江草の根古屋神社の境内に二本の巨大なケヤキの木があります。巨大な転石と神社の建物に囲まれ、いかにも窮屈そうですが、圧倒的な存在感を放っています。これらの木は、神社の拝殿に向かって左が田木、右が畑木と呼ばれ、古くから人々に親しまれてきました。
田木の幹周は10.1m、畑木の幹周は11.9mを測り、樹齢は共に七百から八百年と言われる老木です。また、巨樹故に過去幾多の風雨による被害を受け、昭和58年、平成11~13年度には大規模な樹勢回復工事が実施され現在の姿となりました。
名前の由来は、田木の芽吹きや葉の繁りの良い年は水田の稲作が豊作となり、畑木の方が良い年は畑作物の方が豊作となるという言い伝えによるものです。ちなみに今年は稲作が豊作となりそうだということです。
このケヤキのある根古屋神社の春の例祭は5月3日です。若葉の美しい中に神楽の囃子が響き、人々の思いが伝わります。このケヤキは農業に専念してきたこの地方の人々にとって、大切な占いと信仰の対象であったのです。
(この二本は国の天然記念物に指定されている)
北杜市HP 「北杜市の文化財紹介」より
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田木畑木の両木は、樹齢800年以上とも、千数百年ともいわれている。800年とすると鎌倉時代から、1500年とすると飛鳥、奈良、平安時代をも見てきた古老たちです。
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