1152│楊枝梅

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ソース場所:甲斐市龍地6457 民家の庭にある

●ソース元 :・ 現地説明板     
       ・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会     
●画像撮影  : 2017年02月11日
●データ公開 : 2016年11月18日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

【概要】 甲斐市龍地の民家の敷地に楊枝梅と呼ばれる古い木がある。種子にまるで楊枝で刺したように小さな穴があいている。昔、武田信玄がこの地で弁当を遣った時、梅干しに楊枝を刺したものから芽が出て、この木に育ったという。

楊枝梅    北巨摩郡登美村龍地

樹齢4百年程の梅の大樹があり、昔武田信玄公出陣の際この地で休んで弁当を食べ、梅干に楊枝をさしたのを一つ残された。それが発芽して大木になったもので、この木の実は今も種子に小さい孔が残っているが、これはその時楊枝をさした孔であるという。   (口碑伝説集)

土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会

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山梨県指定天然記念物  竜地の楊子梅

「ウメ」といわれているが「アンズ」である。
武田信玄が信濃へ出陣の際、この地で休息し、梅干を楊子に刺して食べ、その種子から発芽したという言い伝えがある。そして実った果実の種子には楊子で刺したような小さな穴があいていることから楊子梅といわれるようになったという。
この種子は、外部を形成する種皮の厚さが普通のものより薄く、一番薄い部分が形成されないために穴があいてしまうのではないかと思われている。
昭和39年9月9日山梨県の天然記念物に指定、平成7年3月樹木医により樹勢回復のための治療が行われた。
高さ 3.90m
根回り 3.13m
目通り 1.04m
平成10年12月
山梨県教育委員会
(説明看板より)

このデザインソースに関連する場所


日本, 〒400-0104 山梨県甲斐市龍地6457−2
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