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「YAMANASHI DESIGN ARCHIVES」は、山梨県に伝わる過去の優れた物品の造形や模様、自然から得られる色彩、今に伝わる昔話・伝説を、 産業上で使用することのできるデザインソースとしてデジタル化して配信する山梨県のプロジェクトです。

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物語

Old Tale

#1204

涙の森 

ソース場所:涙の森   韮崎市韮崎町上ノ山


●ソース元 :・ 現地説明板   
●画像撮影  : 2017年03月05日
●データ公開 : 2017年03月08日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

[概要] 穂坂路には、武田勝頼の家族とその主従が、新府城を捨て敗走する際、後ろを振り返り、新府城の最期の姿を目に焼き付けた場所とされるところがある。600m程先の甲斐市宇津谷にも同様な言い伝えの場所が有る。いずれにせよ、穂坂路を敗走してきて、火の手の上がる新府城を目にすることが出来たのはこのエリアが最後だったのでしょう。この辺りから穂坂路は下り、新府城の方向はしばらく見渡せなくなります。武田氏の悲しみを、この地域の人達は我が事のように感じたのでしょう。

涙の森   韮崎市韮崎町上ノ山

武田勝頼は織田軍の追撃に堪えがたく、天正十年(一、五八二)三月三日自ら城に火を放ち家臣小山田信茂の待つ、郡内の岩殿城さして落ちのびて行くとき、ここで赤赤と火の手の揚る新府城を眺め、戦国の世のきびしさに胸をうたれ涙にむせんだ。勝頼夫人は

「うつつには おもほえがたき このところ あだにさめぬる 春の夜の夢」

一首を詠じ名残りを惜しんだ。
韮崎市婦人会の建立になる、その歌碑がある      韮崎市

現地説明板より

 

このデザインソースに関連する場所

日本, 〒407-0011 山梨県韮崎市上ノ山3657

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