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「YAMANASHI DESIGN ARCHIVES」は、山梨県に伝わる過去の優れた物品の造形や模様、自然から得られる色彩、今に伝わる昔話・伝説を、 産業上で使用することのできるデザインソースとしてデジタル化して配信する山梨県のプロジェクトです。

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Old Tale

#1207

増富のかまど童(わらし)

ソース場所:北杜市須玉町小尾 増富温泉


●ソース元 :・ 現地説明板   
●画像撮影  : 2013年11月05日
●データ公開 : 2017年03月15日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

[概要] 昔々、増冨に人々が集落を造り始めた頃、家を建てようとすると誰かが使ったあとのある小さな竈が見つかり、少々邪魔な位置だったが、きっと山の神様の竈だろうからと、家の向きを変えてその竈をそっとしておいた。その後、見知らぬ童の姿を時々目にすることはあったが、そっと後をつけてもいつの間にか姿が消えていた。誰かが赤子をあやしてくれたり。知らないうちに薪が増えていたりと、誰かが家々を守ってくれている気配がした。

増富のかまど童(わらし)

今から遠い昔のこと。増富の地に人々が集落を作り始めた頃。一軒の家を建てるにも皆総出で力を合わせて建て上げていたそうな。
ある時一軒の家を建てようとすると、ちょうど裏口に当たる所に、石を積み上げた小さな竈のようなものがあってじゃまになった。火を炊いた跡もある。「こんな所に、これはなんじゃろう」「だれかの竈じゃろうか」皆不思議に思ったがひとりが、「きっと山神さんの竈かもしれん そっとしておこう」と云い、心やさしい増富のひとびとはそれを壊さず、家の位置を変えて建てた。その後、村人は家々の裏口に見なれぬ童が出入りするのをたまに見ることがあった。そっと後をつけてみるのだがいつの間にかその姿は消えていた。釜を竈にかけたまま忘れたりすると、不思議と飯が炊けていたり、薪が増えていたり、赤子の泣き声がやんだので見ると見知らぬ童があやしているのを見ることがあった。人々はこの村にはかまど童がいて家々を守ってくれているのだと信じるようになった。
「あの竈は童だったのだ、こわさなくて良かった」皆がそう思った。童に守られてか増富には昔から火事がないと言われていると。

現地説明板より

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増富温泉では、地元に伝わるむかし話を楽しみながら散策出来るように、遊歩道にむかし話にまつわる石像とお話を書いた説明板を設置している。「かまど童」のほかにも「川っこ」「デイラ坊」「赤彦」「見返り坂」「送り狼」などのお話が楽しめます。

このデザインソースに関連する場所

北杜市須玉町小尾 増富温泉

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