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「YAMANASHI DESIGN ARCHIVES」は、山梨県に伝わる過去の優れた物品の造形や模様、自然から得られる色彩、今に伝わる昔話・伝説を、 産業上で使用することのできるデザインソースとしてデジタル化して配信する山梨県のプロジェクトです。

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Old Tale

#0383

牛池と鳥の小池

ソース場所:韮崎市穂坂町三ツ沢 牛池 穂坂町宮久保 鳥之小池


●ソース元 :・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会      
●画像撮影  : 2015年11月12日
●データ公開 : 2016年06月24日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

【概要】 鳳凰三山の農牛と農鳥岳の農鳥
茅ヶ岳のふもと、穂坂辺りは早魃の常習地帯で、村人は鳳凰山に登って雨乞いをした。山神は気の毒に思い、黒牛、白鳥を遣わせ、池を掘らせた。夜中に仕事をし、白鳥が暁を告げると山に帰ることを日課としていた。ある朝、時を告げることを忘れてしまった。白鳥はさっと飛び立ったが、牛は進退極まり、石にされてしまった。それから古巣の鳳凰山には春になると黒牛の、農鳥岳には白鳥の雪形が現れるようになった。

牛池と鳥の小池
茅ヶ岳山麓の諸村は水飢饉に悩まされ、年々鳳凰山に雨乞いに登った。山の神はこれを憐れみ、黒毛の農牛と白斑の農鳥に命じて池を掘らせた。農牛と農鳥は毎晩一生懸命に池を掘り、農鳥が暁を告げると二人は早々山に引き上げた。所が或晩農鳥が時を知らせるのを忘れ、夜が明けてしまったので農牛は帰る時を失い、池の辺りに石と化し、村人はこれを牛石と呼んでいる。農鳥は急いで西山へ飛び帰ったが、池を掘ることはそのまま中止となり、今も牛池と鳥の小池の二つの池が残っているが、二つともどんな旱天でも水量を減じない。 (口碑伝説集)

土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
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このデザインソースに関連する場所

韮崎市穂坂町三ツ沢

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山梨各地に伝わる昔話や伝説、言い伝えを収録しています。昔話等の舞台となった地域や場所、物品が特定できたものは取材によって現在の状態を撮影し、その画像も紹介しています。