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「YAMANASHI DESIGN ARCHIVES」は、山梨県に伝わる過去の優れた物品の造形や模様、自然から得られる色彩、今に伝わる昔話・伝説を、 産業上で使用することのできるデザインソースとしてデジタル化して配信する山梨県のプロジェクトです。

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物語

Old Tale

#1110

虎石

ソース場所:甲府市東光寺町2153 能成寺


●ソース元 :・ 甲府市HP「おはなし小槌」 より https://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/ohanashi/index.html    
       ・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会   
       ・ 甲斐志料集成3(昭和7-10年)  甲斐志料刊行会 編
●画像撮影  : 2015年11月16日
●データ公開 : 2016年06月24日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

[概 要] 甲府市の能成寺に名石があります。富士山の形で駿州(静岡)の人が奪っていこうとしていました。そこで、住僧が石を逆さまに据えたところ、猛虎が吼える姿になったと云う。

虎石
(西山梨郡志より)
板垣村能成寺に虎石があります。この石は、富士山の山の形によく似ていた。駿州(静岡)の人は、これを聞いてその石が欲しくなり奪っていこうとした。
住僧は驚き、この石を逆さまに据えたところ、その石は猛虎が吼える姿となったという。

甲府市HP「おはなし小槌」 より
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/ohanashi/index.html
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虎石
板垣の能成寺にあり、この石は昔は冨士によく似ていたが、駿河の人がこれを奪っていこうとした時、住僧が石を逆に据えると、猛虎の嘶くような形になったので、駿河の人は驚いて逃げ去った。その後この石を虎石と呼ぶようになったという。 (裏見寒話。西山梨郡誌)

土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会

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定林山 能成寺   板垣村 済宗

甲府五山の一つ。武田刑部少輔信守 開基(南北朝時代 貞和年間)。信玄の伯父 竺莫和尚を中興とす。   (「裏見寒話」巻之二より)

虎石

板垣村 能成寺にあり。この石は昔は富士の形に似ていると云われていた。駿州の者がこの評判を聞いて、自国の山の形に似ているからとしきりにうらやむ人がいた。そこで逆に据えれば猛虎の吠える姿になったという。   (「裏見寒話」巻之五より)

甲斐志料集成3(昭和7-10年)  甲斐志料刊行会 編

このデザインソースに関連する場所

甲府市東光寺町2153 能成寺

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