1118│脚気石

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ソース場所:甲府市上帯那町2314 脚気石神社

●ソース元 :・ 甲府市HP「おはなし小槌」 より https://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/ohanashi/index.html
●画像撮影  : 2015年12月07日
●データ公開 : 2016年06月24日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

[概 要] 武田信虎が,上帯那を訪れた際、急に脚気のようになり、歩くことが出来なくなった。路傍の石に腰かけると、急に脚の痛みが消えた。不思議に思うと、村の長が「この石は、脚気の石と云い、脚気を患った者が願掛けすると霊感あらたかになる」と云う。 信虎は家臣に命じて石の上に祠を建て、この石を崇めたと云う。

脚気石
(西山梨郡志より)
武田信虎がある時、上帯那の辺りに近臣数人を従えて、鷹狩りをした。
狩りの途中、脚気のようになり、歩くことができなくなってしまい、路傍の石に腰をかけてしばらく休んだ。
すると急に脚の痛みが嘘のように消えた。不思議に思い、村の長を召し出してこれを聞いた。
村の長は
「この石は、脚気の石といって脚気をわずらった者が、願かけると霊験あらたかになります。それゆえ、脚気の神と云い伝えられています。」
と申し上げた。
武田信虎は、家臣の米山丹後という者に命じて石の上に祠を建てさせ、この石を崇めた。

甲府市HP「おはなし小槌」 より

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/ohanashi/index.html

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