物語
Old Tale
#1125
雨乞い弁天(甲斐市天狗沢92 清澤寺)
ソース場所:甲斐市天狗沢92 清澤寺
●ソース元 :・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
●画像撮影 : 2014年09月06日
●データ公開 : 2016年06月24日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他 : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。
【概要】 甲斐市天狗沢の清沢寺本堂には、高さ30cm、幅20cmほどの薄板造りの弁財天が安置されている。弘法大師空海が護摩の灰で造ったものと言われ、表に弁財天、裏に空海の手形といわれるものが刻まれている。色々と御利益があるとされ信仰されてきたが、旱魃で村人たちが困ったとき、ご利益のある弁財天様ならと雨乞いを祈ると、たちまち雨が降り注いだので、「雨乞い弁天」とされるようになったという。
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雨乞弁天 中巨摩郡敷島町天狗沢
普明庵に、僧空海が護摩の灰を以って作ったという弁財天の像がある。今は清沢寺に安置してあるが、夏季旱天の時は、、若者らがこの像を輿に移して村内を練り歩き、弁天沼へ行って祭事を行うと必ず雨が降るといわれ、今も雨乞弁天と呼んでいる。 (中巨摩郡誌)
土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
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