物語
Old Tale
#0370
亀石
ソース場所:甲府市古関町1555 永泰寺 釈迦如来像
●ソース元 :・ 永泰寺住職に聞く
●画像撮影 : 2015年10月16日
●データ公開 : 2016年06月24日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他 : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。
【概要】 山梨県道113号甲府精進湖線なかほど上九一色の永泰寺近く芦川の真ん中に、亀の形をした大石があった。この石は昔、洪水が発生した時、釈迦ヶ岳の頂上に安置してあった釈迦如来像を大亀が濁流から守りながら永泰寺まで運び、石となったと伝えられていた。(その後の大水害で流れてしまって、今は存在しない)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
永泰寺の住職によると、「子供の頃には有ったよ。でも大水害で流れてしまった。随分大きな石でみんなで上ったりしたんだけど、残念ながら写真とかも残ってないなぁ」
むかし話の現場を追っかけてみると、長いこと地域の人たちに親しまれてきた大石や巨木が、時には寺社が、つい数十年前に失われていたりすることが多い。このアーカイブが地域の記憶をとどめる助けになったら良いなぁと思った。
このデザインソースに関連する場所
Old Tale
Archives
物語
山梨各地に伝わる昔話や伝説、言い伝えを収録しています。昔話等の舞台となった地域や場所、物品が特定できたものは取材によって現在の状態を撮影し、その画像も紹介しています。