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「YAMANASHI DESIGN ARCHIVES」は、山梨県に伝わる過去の優れた物品の造形や模様、自然から得られる色彩、今に伝わる昔話・伝説を、 産業上で使用することのできるデザインソースとしてデジタル化して配信する山梨県のプロジェクトです。

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Old Tale

#1231

八大竜王石

ソース場所:釜無川と御勅使川の合流部分。韮崎市、南アルプス市、甲斐市のあたり。十六石は埋没してしまったが 御勅使公園内に十六石他 釜無川・御勅使川の水防工事をイメージしたオブジェあり


●ソース元 :・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会  
●画像撮影  : 201年月日
●データ公開 : 2017年10月16日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

[概要] 山梨県を流れる川は河床勾配が大きな川が多い。釜無川と笛吹川が合流した富士川は日本三大急流と言われている。 その釜無川だが、長野県境に源流を発し、韮崎ー南アルプス市の境で古くから暴れ川として有名だった御勅使川[ ミダイガワ]と直角に近い角度で合流する。なのでこの合流地点付近は、古くから川が決壊することが多く、この水流を制しないと甲斐の国の穀倉地域を守ることが出来なかった。武田信玄は「信玄堤」などでも知られるように、この釜無川の治水工事に尽力し有力戦国大名となっていった。 信玄は大石を御勅使川の合流地点に配し、水流を弱め柔らかに竜王の高岩に当てるように誘導し合流させた。この工事で信玄は水の主である八大竜王に祈り十六個の大石を配したので、これらの石を八大竜王石とよぶ。

龍王村を流れる釜無川に、一の出しという難所があり、もしもここが破れれば郡中一帯に水が溢れるので、川除の要所という。むかし武田信玄 神に祈って十六の石を据え、鶏を生きながらこの水底に埋め、もし出水でここが破れる時は、地中に鶏を鳴かしめ給えと誓った由。又ここに一の宮、二の宮、三の宮の三社権現を勧請して、今尚東郡の一二三の宮毎年この社まで御幸あり、川徐の神事を修するという。 (裏見寒話)

この十六石を、御勅使川と釜無川と合する所の川流の中においたのは、水勢を分割して弱めるためであり、その時信玄が、三社明神前から玉幡村に至る千余間に及ぶ堤防を築造し、有名な信玄堤と称して現存している。尚この川の名義について、甲州では川の深淵を釜といい、この川は砂川で淵がないから釜無川という説がある。 (中巨摩郡誌)

土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会

このデザインソースに関連する場所

日本、〒407-0033 山梨県韮崎市龍岡町下條南割1895

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山梨各地に伝わる昔話や伝説、言い伝えを収録しています。昔話等の舞台となった地域や場所、物品が特定できたものは取材によって現在の状態を撮影し、その画像も紹介しています。