1266│鐘ヶ淵[鐘山の滝]

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ソース場所:忍野村忍草 富士吉田市歴史民俗博物館近く 昔は「鐘山の滝」の滝壺を「鐘ヶ淵」と呼んだ

●ソース元 :・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
●画像撮影  : 2023年7月15日
●データ公開 : 2017年11月01日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

[概要] 富士吉田市と忍野村の境に小ぶりですが美しい滝があります。昔、陣鐘がこの淵に沈められ、鐘ヶ淵と呼ばれるようになったと云う。

鐘ヶ淵
村の西平山の尾崎に鐘山という低い山がある。上が平で鐘堂の礎石がある。桂川がその腰を巡って流れているので自然の要害をなし、城の腰という。その西に鐘ヶ淵と云う所があって、昔 鐘山の鐘がこの深淵に落ちて水底に沈み、今も沈んでいるが、当時合図に使った鐘だろうという。 (甲斐国志)

土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
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鐘ヶ淵      南都留郡村名不明新屋(上記鐘ヶ淵に隣接の富士吉田市新屋か?)
新屋村にも同じく撞鐘堂山と鐘ヶ淵とがある。昔天正の頃武田北条合戦の時、陣鐘をこの淵に沈めたからそれで鐘ヶ淵という。 (甲斐名勝誌)

土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会

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忍野村忍草 鐘山の滝
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