0576│六所神社の祭神と胡麻     

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ソース場所:北杜市長坂町小荒間1742 

●ソース元 :・ 長坂町教育委員会(平成12年)「長坂のむかし話」 長坂町役場 
●画像撮影  : 2016年01月07日
●データ公開 : 2016年06月24日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

[概 要]

六所神社の祭神と胡麻     (小荒間)

小荒間地方では、胡麻をつくると目がつぶれるといって栽培するのを嫌う。
これは小荒間の氏神の六所明神が胡麻の茎で目をついて失明したので、いまでも氏子が胡麻を蒔くと明神が怒って氏子の日をつぶすという言い伝えからだという。
だから農民は昔から胡麻を蒔く時には、ほかの作物と混ぜて蒔くようにしたということだ。
このように胡麻の代蒔きを嫌う話は八ヶ岳山麓の地方にはいくつか伝わっている(「大宮大神社の片目神」「建岡神社の片目神」など)が、どうしてこのような俗信が生まれたのだろうか。
胡麻はもともと暖かい地方に適した作物である。暖かい地方は胡麻の成長に適した時期は長く、収穫も多い。しかし八ヶ岳山麓の高冷な地域は、夏は短く胡麻の成長に適した期間は非常に短いために胡麻の種を蒔く時期を選ぶことが大変難しいのである。まして、その年の天候によって収穫は大きな影響を受ける。
そこで、この地方は胡麻の栽培には適さないので、単一栽培では危険だから他の作物と混ぜて栽培しなさいと教えているのかもしれない。
(清水ちとせ・『綜合郷土研究』)

長坂町教育委員会(平成12年)「長坂のむかし話」 長坂町役場

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北杜市長坂町小荒間1742 
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