1233│獅子淵

Top > Old Tale > 1233│獅子淵

ソース場所:北杜市須玉町根古屋

●ソース元 :・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
       ・ 甲斐志料集成3(昭和7-10年)  甲斐志料刊行会 編   
●画像撮影  : 201年月日
●データ公開 : 2017年10月17日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

 

[概要]

獅子淵
江草城(獅子吼城)が落城の時、城山の上に棲んでいた一怪物が、野山を揺るがす吼声と共に、眼下の塩川の深淵に飛び込んで化石したという。以来この村に獅子舞の入るを禁じ、子供の玩具にさえ獅子の形のものは許されない。もしこれを犯すと暴風雨が起こると言う。 (北巨摩郡誌。口碑伝説集)

土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
逸見荏草舊城(古城)
城跡が今も残っている。土地の者が云うに、この城には不思議な事がある。乱世の時代、敵が攻め寄せいよいよ危なくなってくると、山上から唐獅子が出て来て敵兵を追い払うと云う。この城跡は甲陽軍鑑にも書かれてはいない。甲陽軍鑑が書かれた時代よりも前の物だからだろう。ある人が云うに、獅子の話は論ずるに足らないが、そのころ、城守の奇策によって窮地を脱した事があったのではないだろうかと。 (「裏見寒話」   追加 怪談 の項より)

甲斐志料集成3(昭和7-10年)  甲斐志料刊行会 編

・               ☆

「裏見寒話」とは、野田成方が甲府勤番士として在任していた享保九年~宝暦三年(1724-1753)までの30年間に見聞きしたり、調べた甲斐の国の地理、風俗、言い伝えなどをまとめたものです。只々聞いたものを記すだけでなく、言い伝えられている某氏の名前を古い書物から探し出したり、例えば鳥の羽が夜光ることを、不思議な話だと記すだけではなく、闇夜に猫の毛を逆立てると火花が散るがこういった現象ではないだろうか?と考察している。当時の様子や、一般の人達にとって常識だった歴史上の事柄(歌舞伎や浄瑠璃などで演じられ、当時の庶民に良く知られていいた)を知ることが出来る。

このデザインソースに関連する場所


日本、〒408-0103 山梨県北杜市須玉町江草5006
ページトップ