1261│雨乞杉

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ソース場所:南巨摩郡早川町京ヶ島612「京ヶ島の夫婦杉」

●ソース元 :・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
●画像撮影  : 201年月日
●データ公開 : 2017年10月31日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

 

[概要] 早川町京ヶ島の夫婦杉は「雨乞いの杉」とも呼ばれ、信じられてきた。

雨乞杉
凡そ六百年前、武田家滅亡の際、この村に斉藤播磨守という落ち武者が来て、守護神として日吉八幡神社を建て、境内に五本の杉を植えたのが、三本枯れて二本残った。
今は根の周りを大人十二人で抱えるほどの大木となり、夫婦杉と呼んでいるが、日照りが続いて困る時は、氏子八十人が皆出て、この夫婦杉の周囲を鉦や太鼓を叩きながらまわると、必ず雨が降ると信ぜられ、一名「雨乞の杉」ともいわれている。(朝日新聞山梨版)

土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会

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南巨摩郡早川町京ヶ島612
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