
物語
Old Tale
#1269
雨乞石
ソース場所:笛吹市一宮町石 蜂城山 蜂城山天神社
●ソース元 :・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
●画像撮影 : 201年月日
●データ公開 : 2017年11月09日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他 : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。


[概要] 笛吹市一宮町石にある蜂城山は中世には山城があった。その山頂には、天神様を祀った蜂城山天神社がある。その山麓に有った龍が池には、干満の玉という二石があって、それを輿に載せ天神社まで登り、雨乞いする風習が有ったと云う。例年八月の例大祭前夜の宵祭には小さな灯火に照らされて天神社に登れる。
雨乞石 東山梨郡浅間村石村
蜂城山の頂に菅原天神を祀り、麓の龍ヶ池(九尺に八尺)の中には、干満の玉という二石があって天宝神という。旱天には近村の者が池中に入って満玉をとり、草輿にのせて蜂城山に登り、壇上に安置し、太鼓を叩いて雨を祈る。もし雨が降らぬと、五十五村の者が追々に集まって祈り、ついに雨を得て後満玉を池中に返すという。 (東八代郡誌)
土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
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