


物語
Old Tale
#1522
日野春の馬市
ソース場所:北杜市長坂町 オオムラサキセンター近くにあった
●ソース元 :・ 長坂町教育委員会(平成12年)「長坂のむかし話」 長坂町役場
●画像撮影 : 201年月日
●データ公開 : 2018年06月27日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他 : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。




[概要]
日野春の馬市 (塚川)
日野春駅ができた翌年の明治38年、富岡地区に馬市場が開設されました。富岡地区の北端、現在の長坂町オオムラサキセンター西の三叉路の付近でした。
馬市の日には、近在からその年に産まれたたくさんの馬が競売のために集まってきました。日野春駅まで鉄道で運ばれてくる馬もたくさんありました。
市場の周囲には露店が並び、駅前の宿屋は馬の仲買人で満員となり、富岡じゅうが大変な賑わいになりました。開設当時は、約200頭もの馬が競売に掛けられ、そのうち160頭が売られたということです。
この馬市は、昭和15年頃まで続けられました。その後は長坂上条の、現在の長坂小学校の敷地内に、長坂家畜市場として引き継がれ、昭和39年頃まで続けられました。
(細田令次)
長坂町教育委員会(平成12年)「長坂のむかし話」 長坂町役場
馬の写真はイメージです。北海道の牧場で撮影した写真を使用しています。今は残念ながら日野春駅周辺ではこのような風景は見られません。
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