1533│千体松
ソース場所:山梨市牧丘町室伏1896 円照寺 室伏五輪塔
●ソース元 :・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
・ 山梨市hp より ( http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/prefecture_10.html )
●画像撮影 : 201年月日
●データ公開 : 2018年08月30日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他 : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。
[概要]
千体松
雁坂山円照寺境内にあり、古寺を破壊したとき、千体地蔵をその下に埋めたからこの名がある。安永の頃再建せんとして土を掘り、三十六体の地蔵を掘り出して別堂に安置したという。 (東山梨郡誌)
土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
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【県指定有形文化財】室伏五輪塔
指定年月日 昭和47年1月27日
所在地 山梨市牧丘町室伏1896番地
管理者 円照寺
解説
円照寺の境内にある五輪塔は、かつては同地区の地蔵寺にあったものです。明治8年(1875)、同寺跡を室伏学校敷地として造成した際、校庭のすみに設置されましたが、大正11年現在の地に移設されました。
この五輪塔は、高さ1.80mのものと1.40mのものの二基があり、小塔の地輪側面に暦応三年(1340)の銘があります。大塔は安山岩、小塔は凝灰岩で、二基とも各輪に薬研刻の四門の梵字が刻されています。両塔とも南北朝期の優作として貴重です。
山梨市教育委員会 生涯学習課 文化財担当