


物語
Old Tale
#0580
清光(せいこう)寺の洞窟
ソース場所:北杜市長坂町大八田6600
●ソース元 :・ 長坂町教育委員会(平成12年)「長坂のむかし話」 長坂町役場
●画像撮影 : 2015年11月12日
●データ公開 : 2016年06月24日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他 : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。










[概 要] 清光寺の洞窟 北杜市長坂町大八田にある清光寺は、甲斐源氏の祖である新羅三郎義光の孫である逸見玄源太清光が、平安時代の仁平元年(1151年)に天台宗の信立寺として創建した歴史のある寺院です。清光の没後、清光寺に改められた。室町時代に曹洞宗の寺として開山されている。清光の菩提を弔う寺として武田家に庇護された。 そんな由緒ある寺院ですが、近くの子どもたちにとっては、かくれんぼや肝試しなど日常を楽しむ場でもあったことでしょう。地域の年配の方達の思い出の中にある冒険の洞窟です。
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清光(せいこう)寺の洞窟 (大八田)
清光寺本堂の西側に、大人が立って入れるくらいのほら穴がある。言い伝えによると、清光(きよみつ)公が谷戸城を追われ清光寺に逃げてきたときの隠れ場所として使ったほら穴だとか、また水を引くために掘られた穴だとか言われているが、奥行きがどれだけあるのかもわからず、昔から不気味なほら穴として語り継がれてきた。
子供の頃、懐中電灯もない時代だったのでロウソクの明かりを頼りに「度胸だめし」と中に入っていくと、コウモリが飛び出して体にあたり、「お化けが出た・・・」と逃げ出したものだった。
今は、危険防止のため鉄柵でふさがれている。 (堀内朝一)
長坂町教育委員会(平成12年)「長坂のむかし話」 長坂町役場
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