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「YAMANASHI DESIGN ARCHIVES」は、山梨県に伝わる過去の優れた物品の造形や模様、自然から得られる色彩、今に伝わる昔話・伝説を、 産業上で使用することのできるデザインソースとしてデジタル化して配信する山梨県のプロジェクトです。

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#1107

お化け地蔵(一蓮寺・甲府市)

ソース場所:甲府市大田町5-16 一蓮寺


●ソース元 :・ 甲府市HP「おはなし小槌」 より https://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/ohanashi/index.html
●画像撮影  : 2015年05月29日
●データ公開 : 2016年06月24日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

[概 要] 昔、甲府の一蓮寺の門前に髪結い床があった。ある夕方、そこに四人の僧がやって来て、頭を剃ってくれという。早速仕事にとりかかったが、すぐに剃れなくなってしまい、その度、剃刀を研いでは頭をあたった。床屋は、四人の頭や髪の感触が普通でないことに気付いたが、苦労しながらやっと仕上げた。そして、帰っていく僧たちの後をコッソリつけてみた。すると、一蓮寺の門を入ると彼らの姿は忽然と消えてしまった。辺りを見回すと、夕闇の中に四体のお地蔵さんが立っていたと云う。

お化け地蔵
(広報こうふ昭和五十一年五月号より)
昔、一蓮寺の門前に髪結い床があった。ある日のタ方近く四人の僧形をした男が、頭を剃ってくれと訪れた。
髪床のおやじは、早速剃刀を研いて仕事にかかったが、刃がすぐ止まってしまった。そこでまた研いだが、また剃れなくなってしまった。
おやじは、僧侶の髪や頭に触った感じが何となくちがうことに気がついたが、黙って、剃刀を研いだり剃ったりしながら、やっとのことで四人の頭を仕上げた。ふと外を見ると、日はすっかり暮れていた。
不審に思った髪床のおやじは、四人の僧侶の後を付けた。店をでた僧は、一蓮寺の門をくぐり墓地に入るとタ闇に忽然として消えてしまった。
おやじは、不思議なことよと、その辺りをキョロキョロ見回した。
ふと気がつくと目の前に等身大のお地蔵さんが四体ならんでたっていた。タ闇にその面差しをすかしてみると頭を剃ってやった僧侶たちによく似ている。
髪床のおやじは、方丈さんにこのことを話して聞かせた。方丈さんは、歩きまわって世問を騒がせたり、迷惑をかけぬようにとその地蔵さんを鎖で縛り、お経をあげて供養をしたという。
いまでも、そのお地蔵さん一体の背中には、鎖で擦れた跡といわれるへこみがある。

甲府市HP「おはなし小槌」 より
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/ohanashi/index.html

このデザインソースに関連する場所

甲府市大田町5-16 一蓮寺

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山梨各地に伝わる昔話や伝説、言い伝えを収録しています。昔話等の舞台となった地域や場所、物品が特定できたものは取材によって現在の状態を撮影し、その画像も紹介しています。