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「YAMANASHI DESIGN ARCHIVES」は、山梨県に伝わる過去の優れた物品の造形や模様、自然から得られる色彩、今に伝わる昔話・伝説を、 産業上で使用することのできるデザインソースとしてデジタル化して配信する山梨県のプロジェクトです。

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#1196

西曲輪の竹

ソース場所:甲府市古府中町2611 武田神社 西曲輪


●ソース元 :・ 甲府市HP「おはなし小槌」 より https://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/ohanashi/index.html    
       ・ 現地案内板   
●画像撮影  : 2017年02月11日
●データ公開 : 2017年02月17日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

[概要] 躑躅ヶ崎館(現 武田神社)の内、西方の部分を西曲輪と呼びました。現 武田神社の主要部分である中曲輪とは土塁と堀を隔てて接している。当時は、武田氏の親族や妻子などが住んでいたと考えられている。武田氏が滅亡後、ここには竹林が茂っていた。そして、竹を切って断面を見ると、節の形が割菱の形だったと云う。放置されてしまった西曲輪に武田氏の滅亡を寂しく思う人々の気持ちがみえるようです。

西曲輪の竹
(西山梨郡志よリ)
躑躅ケ崎の屋形に西曲輪があり、当時は夫人や姫の居所でありました。
武田家が滅亡した後、そこには竹林が茂っていた。
そこの竹を切って断面を見ると、その節の形が武田家の紋、割菱の形になっていたという。

甲府市HP「おはなし小槌」 より
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/ohanashi/index.html

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
国指定史跡 武田氏館跡(躑躅ヶ崎館跡)
指定年月日 昭和十三年五月三十日
所 在 地 甲府市古府中町・大手三丁目・屋形三丁目
管理団体  甲府市

「武田氏館」は、「躑躅ヶ崎館」とも呼ばれ、武田信玄の父、信虎が、永正十六年(1519)に石和からこの地に、館を移したことから始まります。その後、信玄・勝頼と、武田家当主の館として使われました。そして武田家の滅びた後、文禄年間に館の南方に今の甲府城が作られるまでの、約七十年にわたり、この館一帯は、領国の政治・経済と文化の中心地として発展しました。
館は、一辺が約二百メートルの正方形の主郭(現 武田神社)を中心に、その周りのいくつかの副郭とによって構成された平城形式のものです。館の回りには、家臣の屋敷が建てられ、南方一帯には格子状に整備された道路に沿って、城下町が開けていました。
この館と城下町は、戦国時代の大名の本拠として、第一級の規模と質を誇るものです。

平成元年三月   文  化  庁
山梨県教育委員会
甲府市教育委員会

このデザインソースに関連する場所

山梨県甲府市古府中町  武田氏館跡

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