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「YAMANASHI DESIGN ARCHIVES」は、山梨県に伝わる過去の優れた物品の造形や模様、自然から得られる色彩、今に伝わる昔話・伝説を、 産業上で使用することのできるデザインソースとしてデジタル化して配信する山梨県のプロジェクトです。

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#1197

子取りの堀

ソース場所:甲府市古府中町2611 武田神社


●ソース元 :・ 甲府市HP「おはなし小槌」 より https://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/ohanashi/index.html
●画像撮影  : 2017年02月11日
●データ公開 : 2017年02月20日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

[概要] 躑躅ヶ崎館跡の西曲輪部分を取り囲む堀で、昔、子供が通りかかると水中に美しい玩具が見え、欲しくなった子供がそれを取りに堀に入ると、堀の主により水中に引き込まれてしまう。そういう悲しい事が起きないようにと、堀の入り口に地蔵を立て、子供を守ったと云う。

子取りの堀
(松のしらべ方言伝説号より)
武田神社の烏居に向かって左方の古城の堀に、昔は子どもがそこを通ると、水中に美しい玩具が落ちていて、子どもがそれを取りに堀に入ると、誰でも皆、堀の主のために水中に引き込まれてしまった。
そんなことのないように堀の入り口に地蔵を立て、今でもその地蔵があるという。

甲府市HP「おはなし小槌」 より
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/ohanashi/index.html

このお地蔵さんは、近くの相川小学校の児童たちが、お堀に住む水鳥の世話をするときも、登下校の際、観光客の車の横を通る時も、見守ってくれています。幼子が散歩帰りに、拾ったばかりのドングリを「おじぞうさん、どうぞ」と差し出す時も、少し笑ったような顔で見守ってくれています。

このデザインソースに関連する場所

35.686453, 138.575658

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