1534│井戸を忌む神
ソース場所:山梨市大工1563 天神社
●ソース元 :・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
・ 山梨市HPより(http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/tenjinsha_honden.html)
●画像撮影 : 201年月日
●データ公開 : 2018年09月06日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他 : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。
[概要]
井戸を忌む神
この村の氏神(天神様)は井戸を嫌いで、井戸を掘ると、きっとその中へ人が飛び込んで死ぬような不吉なことが起るので、この村には井戸のある家がなく、昔は井戸掘りを生業とする人もいたが、いつか無くなってしまった。この村の人達は今でも朝早く桶を担いで、河原に下りて川の水を汲んで飲料水にしているが、昔からこの村に伝染病が流行したことはないといわれている。 (松のしらべ方言伝説号)
土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
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【国指定 重要文化財】天神社本殿
指定年月日 昭和28年3月31日
所在地 山梨市大工1563番地
管理者 天神社
天神社の創立についての詳細は不明ですが、中世には武田氏の崇敬をうけていました。この本殿は大永2年(1522)に武田信虎によって再建されたことが、山梨市大工の丸山家所蔵の古文書及び「甲斐国志」の棟札の記載によって明らかになっています。一間社流造、檜皮葺、全体の構成は窪八幡神社末社武内大神本殿との類似性が指摘されています。背部の脇障子が江戸時代の改修により旧規を失っていますが、他は室町時代後期の姿をよく残し、清楚な形を今に伝えています。
山梨市HPより(http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/tenjinsha_honden.html)