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「YAMANASHI DESIGN ARCHIVES」は、山梨県に伝わる過去の優れた物品の造形や模様、自然から得られる色彩、今に伝わる昔話・伝説を、 産業上で使用することのできるデザインソースとしてデジタル化して配信する山梨県のプロジェクトです。

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#1217

ヂヂッバ祭(甲州市大和町初鹿野1673-1 諏訪神社)

ソース場所:甲州市大和町初鹿野1673-1 諏訪神社


●ソース元 :・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会    
       ・ 現地説明板  
●画像撮影  : 2017年03月11日
●データ公開 : 2017年06月30日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

[概要] 昔々、日本武尊がこの地を訪れた際、ここには貧しいお爺さんとお婆さんが住んでいて、尊はその小屋に立ち寄り一泊したと云う。その故事に倣い、杉檜の枝葉で小屋を再現しそれを担いで隋神門を廻る祭りを江戸時代まで行っていた。その祭りの名前を「爺婆祭」・「ヂヂッバ祭」と呼んだと云う。

ヂヂッバ祭
むかし日本武尊が、今の諏訪神社の辺りまでおいでになると、老爺老婆が貧しい小屋を結んでいた。尊はその小屋にお立ち寄り、御一泊せられたので、村人はここに一社を建てて尊の霊を祀り、これが諏訪神社の起源となった。維新前までこの社で行ったヂヂッバ祭は、或は爺婆祭ということで、昔の祭日は正月十七日及び七月二十七日であったが、その後九月二十日となり、今は十月十五日となっている。先ず社庭に杉檜の枝葉で小屋を作り、これを担って隋神門の周囲を三廻りし、後にこれを焼却した。今は祭式はなく、ただ神官が五穀豊穣を祈るだけである。 (東山梨郡誌)

土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会

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本殿の裏に、神木の朴(ホウ)の木がある。日本武尊がこの地に立ち寄った際、杖を挿したものが発芽したと伝承されている。二千年以上を経たものといわれており、幹は何度か枯れては脇からヒコバエが伸びるといったかたちで現在に至っている。古来からこのご神木を傷つけると不幸な事件が起こると信じられているので、線路脇であっても切ったり出来ないので線路側にガードがされている、反対の本殿側にご神木が伸びて県指定の文化財である本殿に障らないように、本殿もまた囲われているようである。この本殿は下山大工の完成期の見事な彫刻が施されていて、ガードでよく見えないのが残念なほど見事な細工である。
また、境内にはその昔、笹子峠の「矢立杉」、一宮・甲斐奈神社の「橋立の大杉」(枯死)、と供に甲州街道の三本杉と言われた「初鹿野の大杉」が有ったが、鉄道が開通し、振動と蒸気機関車の煤煙のため枯れ果ててしまいました。『甲斐国社記・寺記』によると「朴の木は建御名方命が植えた・神木は杉」と言うよう内容が記載されている。この杉は根株が残されているが、根回りが11.5mほどもあるとてもりっぱな杉でした。

このデザインソースに関連する場所

甲州市大和町初鹿野1673-1 諏訪神社

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