


物語
Old Tale
#1262
蚕種石<こたねいし>
ソース場所:上野原市八ツ沢 蚕種石神社
●ソース元 :・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
・ 上野原市HP
https://www.city.uenohara.yamanashi.jp/shokokanko/kotaneishi.html
●画像撮影 : 201年月日
●データ公開 : 2017年10月31日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他 : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。


[概要] 上野原市八つ沢の蚕種石神社には、養蚕が盛んだった頃、蚕種石(コタネイシ)と呼ばれる岩肌に苔の繁殖が始まったのを合図に、蚕を掃きたて始めた。
蚕種石
御番城山山腹の四方津と松留との境にあり、下から望めば板を立てたように見える。この岩は常には黒く、蚕種を温める頃になると青みわたって来るので、蚕種石と呼び、蚕種の神様だという。(甲斐国誌)
土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
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蚕種石神社祭り
【4月第2土曜日】
八ッ沢地内の蚕種石(こたねいし)神社で行われる百八炬火。
養蚕が盛んだった頃、岩膚にコケの繁殖が始まったのを見て“お蚕さま”を掃き立て始めた、石への信仰の行事。
露天が出て夜がふけるまで賑わう。
上野原市HP
https://www.city.uenohara.yamanashi.jp/shokokanko/kotaneishi.html
八ツ沢発電所の東側の山肌に並ぶ百八炬火が、春の夜空に映え美しい。
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