物語
Old Tale
#1604
精進の大杉(富士河口湖町精進84)
ソース場所:富士河口湖町精進84
●ソース元 :・ 現地説明板より
●画像撮影 : 年月日
●データ公開 : 2023年01月05日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他 : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。
【概要】 精進湖北岸から北に少し入った辺り、富士河口湖町精進に「精進の大杉」(国指定天然記念物)はある。精進地区は中道往還(甲斐国と駿河国を結ぶ街道の一つである)の宿場で、この大杉は古くから人々の往来を見守り、富士の高嶺を仰いできた。
樹齢は約1200年。富士山の大規模噴火である「貞観大噴火」も、「頼朝の富士の巻狩り」も、江戸時代の「宝永大噴火」も、富士山レーダードームも、ずっと風に梢を揺らしながら見てきた大樹です。 なお、この境内には「諏訪神社の大杉」(富士河口湖町指定天然記念物 こちらも樹齢は約1200年程と言われています)と呼ばれる巨木も仲良く並んでいる。
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国指定天然記念物「精進の大杉」
・ 昭和三年一月三十一日 指定
・ 富士河口湖町精進八四番地
根幹部は従来石垣によって囲まれていたが、昭和四十一年(一九六六)の台風二十六号の以後、土でかぶせて整地されたため、正確な測定はできないが、根元は北が高く南が低く、その差は七〇.〇センチ、その高地面に沿って水平に計測した根元の周囲は一二.六〇メートルである。樹高四〇.〇メートル、枝張りは、東 七.五メートル、西 一一.三メートル、南 一一.〇メートル、北 八.五メートルと計測される。
巨木の雄姿ははるか彼方から遠望でき、威勢を示している。
スギの巨木としては山梨県下において代表的なものであり、全国規模でも有数のスギの巨樹といえる。
・ 平成二十三年三月 富士河口湖町教育委員会
・ 富士河口湖町文化財審議会 (現地説明板より)
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