0502│神輿の川渡り

ソース場所:四月の第一日曜日 市川三郷町 芦川橋付近
●ソース元 :・ 市川三郷町HP http://www.town.ichikawamisato.yamanashi.jp/50sightsee/60festival/
・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
●画像撮影 : 2015年10月16日
●データ公開 : 2016年06月24日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他 : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。
[概 要]
通称「神輿の川渡り」といわれている。
三珠地区にある表門神社の祭神である男神が、市川地区にある御崎神社の所に年始の挨拶に行くため芦川を渡るという行事。
市川三郷町HPより
http://www.town.ichikawamisato.yamanashi.jp/50sightsee/60festival/
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御輿の渡御 西八代郡上野村
毎年三月三日(原文のまま 現在は毎年四月の第一日曜日)、上野村表門神社から市川大門本町一丁目の御崎神社へ御輿が遷る時、芦川の橋を通らずに、川を渡るのが昔からの例である。その由来は、八の宮(後陽成天皇の第八皇子良純親王)が、明暦年中上野村薬王寺に謫居(たっきょ)せられた頃、祭りの当日芦川の橋上で御覧になって居られた。その時御輿の行列が橋にさし掛らんとしたが、親王を認めると恐懼(きょうく)して躊躇していた。親王はかまわず通過するようにと仰せられたが、行列の人々はついに川に降り、水中を御輿を渡御して無事に御崎神社へついた。それが慣例となって、今も川を渡るのだが、中頃その古例を廃した所、疫病が流行し、誰いうとなく神慮にふれたのだといわれ、再び川渡の神幸を続けて現在に至っている。 (西八代郡誌)
土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
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* 1102 「水手の水」:参照 八の宮さまの甲府でのご様子が伝わっている。