


物語
Old Tale
#0505
箸檜
ソース場所:市川三郷町山保3470 四尾連湖子安神社
●ソース元 :・ 土橋里木(昭和51年)「甲州の伝説」甲州伝説散歩 ㈱角川書店
・ 山梨の文化財ガイド
●画像撮影 : 2015年10月16日
●データ公開 : 2016年06月24日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他 : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。


[概 要]四尾連湖畔 子安神社の境内に二本のリョウメンヒノキの大木がある。 これは、源頼朝が富士の巻狩りの際、この地で昼食をとり、その時の箸を刺した物が成長し、大木となったという言い伝えがある。
箸檜
四尾蓮湖畔の子安神社の境内に、高さ三丈もある神代檜が二本ある。源頼朝が富士の巻狩りの時、この辺を遊猟して昼食の際、檜の生枝を折って箸の代用とされたが、それを地面に刺して去ったのが、後に成長してこの二本の檜になったという。 (西八代郡誌)
土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
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四尾連のリョウメンヒノキ(しびれのりょうめんひのき)
山梨県指定天然記念物(1980年9月18日指定)
湖畔からほど近い森の中には、安産祈願の古社・子安神社がある。浅間神社の祭神でもある木花咲耶姫が、四尾連湖にて子供を産んだといわれる安産の神社だ。
その境内には、源頼朝の挿した箸が根付いたとされるヒノキがそびえ立ち、その名もリョウメンヒノキと呼ばれている。老若二株の大木で、老樹の規模は高地面で根廻り7.5m、1.1mでの幹囲6.3m、樹高28mに達し、ヒノキを含めても県下一の巨樹である。若木の規模は高地面で根廻り6.6m、目通り幹囲4.6m、樹高27mである。
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四尾連のリョウメンヒノキ
県指定 天然記念物 市川三郷町山家字大明神3607
四尾連湖の南に子安神社があり、拝殿に近い小丘の傾斜地に老若二株のリョウメンヒノキの大木がある。老樹の規模は高地面で根廻り7.5m、1.1mで幹囲6.3m、樹高28mに達し、ヒノキを含めても県下一の巨樹である。若木の規模は高地面で根廻り6.6m、目通り幹囲4.6m、樹高27mである。
(山梨の文化財ガイド 天然記念物12 より)
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