0530│西湖の腹赤

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ソース場所:南都留郡富士河口湖町

●ソース元 :・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会         
●画像撮影  : 201年月日
●データ公開 : 2016年04月01日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他   : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。

[概 要]

日蓮上人の法力を伝えるお話。仏教徒が殺生食しないことを知りながら、わざわざ日蓮上人に魚の入った粟粥を出し、食べ終わってから「なまぐさ坊主」と罵った老婆がいたが、日蓮は少しも慌てず今食べた粥と魚を吐き出し湖に入れると、魚は生きて泳ぎ出した。そして、その頭には粟の粒をちょこんと載せていたという。この法力を見て、老婆は心を改め、村人たちも日蓮上人の事を敬い信仰を深めたという。

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昔日蓮上人が西湖を通りかかった時、一人の老婆が粟のお粥を出してもてなした。その中に西湖でとれたハラアカ(魚)を入れておいた。日蓮が食べ終わった頃、なまぐさ坊主といって老婆が罵ると、日蓮は笑いながら、今食べたハラアカと粟のお粥を吐き出して西湖に入れた。ハラアカはそのまま生きて泳ぎ去り、それ以来西湖のハラアカは、頭に粟粒を二つずついただいているという。又その折日蓮は榎にまんだらをかけて、この意地悪婆を済度させたのが、今の小立村常在寺にある有名な「榎のまんだら」であるという。 (大森義憲氏)

土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会

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南都留郡富士河口湖町 西湖
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