


物語
Old Tale
#1139
秀森山
ソース場所:甲州市塩山上井尻542 秀森山清水寺 高さ15m程の岩盤状の小高い山の上に寺がある。
●ソース元 :・ 土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
●画像撮影 : 2016年02月02日
●データ公開 : 2016年11月18日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他 : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。








[概要] 昔、ダイダラボッチが麻殻に二つの山を振り分けにして運んでいたら、麻殻が折れてしまったので、二つの山をそのまま捨てて行ったと云う。それが、石森山と塩の山だが、落とした時、塩の山の一部が欠け飛んでしまい、それが秀森山だと伝わる。
秀森山(秀森山清水寺 高さ15m程の岩盤状の小高い山の上に寺がある。)
大昔 太良発意(ダイラホツチ)という神が、塩の山と石森山とを麻がらにかけて荷って来る途中、麻がらが折れて二つの山をここに捨てておいた。其の神の足跡というのが石森山の巽四百歩の所にあるが、広さは筵八ひろも敷けるほどで、石森付近ではそれ以来麻を忌んで作らず、また塩の山はかたい所に落ちたので、一角が缺けて飛んだのが秀森山だとも伝えている。 (石森山賦)
土橋里木(昭和28年)「甲斐傳説集」山梨民俗の会
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