1108│円光院の杏

ソース場所:甲府市岩窪町500-1 円光院
●ソース元 :・ 甲府市HP「おはなし小槌」 より https://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/ohanashi/index.html
●画像撮影 : 2017年02月04日
●データ公開 : 2016年06月24日
●提供データ : テキストデータ、JPEG
●データ利用 : なし
●その他 : デザインソースの利用に際しては許諾が必要になります。
[概 要] 昔、武田信玄が円光院を訪ねた時、寺僧がお茶うけにと杏を出した。これを信玄が楊枝で食べようとしたら、楊枝が杏の種(杏仁)に突き刺さり、貫通してしまったと云う。その種は庭に零れ落ち、やがて木となり実を結ぶようになったが、その木の杏の実にはことごとく貫通した穴が有ったと云う。
円光院の杏
(西山梨郡志より)
機山公(武田信玄)がある日、円光院を訪ねた時の話です。
寺憎は、お茶うけにと杏を盆に乗せて機山公に差出した。機山公は、杏に揚枝を刺そうとしたところ、揚枝は杏の実(杏仁)まで突き刺してしまった。
機山公はしかたなく、その杏を庭に捨てた。
ところが、その杏から芽がで、やがて成木して実をむすぷようになった。
しかし、この木に限っては、いずれの杏の実(杏仁)にも、ことごとく貫通した穴があったので、人々は不思議に感じたということです。
甲府市HP「おはなし小槌」 より
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/ohanashi/index.html
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甲府市岩窪町500-1 円光院